第14話 秋サンマ寒ブリか? それとも、タイヒラメ?

 とにかく、あちこちに転がっている丸太を、運びやすいように、まずは1カ所に集めて山のように積み上げることにして、足元にある丸太を持ち上げた。

 すると、意外にもアスペンの木は軽い。

「これなら楽勝だ」
 と、山積みにする所まで放り投げられるほどだった。

 ところが、次の丸太を持ち上げた瞬間――、
「あ、これはヤバイ……、腰痛になる……」

 思った以上にずっしりと重く、私は持ち上げるのをあきらめて、丸太をボトッと落とした。

 それを見ていたスティーブが、遠くの林の中から叫んだ。
「スプルースは、とても貴重な木なんだよ」

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