第4回 見えてきたコウテイペンギンの「内面」

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 野生動物の観察で何かを解き明かす営みは、本当に地味なことの積み重ねだ。

 塩見さんは、「目の前」にいない動物の「内面」を知りたい、という。そのためのバイオロギングだ。バイオロギングは目の前にいない動物の行動を「見える」ようにする。そして、実験の時点での工夫やデータの解析で、「内面」、この場合は動物が行う「判断」やその背後に横たわる暗黙のルールについて垣間見ることができる。

 塩見さんが、博士号を取得した際の論文で明らかになったことを紹介しておこう。きっとペンギン好きな人たち(願わくば、その他の人たちも)、へえっと驚き、楽しんでくれるはず。

 結論から言うと──

バイオロギングで見えた彼らの内面は――。(写真クリックで拡大)

2012年11月号特集「南極の海を飛ぶコウテイペンギン」
本誌では高速で泳ぐコウテイペンギンの秘密についてレポートしています。フォトギャラリーもあるWebでの記事の紹介はこちら。ぜひあわせてご覧ください。