番外編 ドラマ「海に降る」の撮影現場に潜入してみた
第1回 JAMSTECがドラマになったって?!
警察が舞台のドラマ、ありますよね。病院が舞台のドラマも、あります。レストランや自衛隊や野球チームや編集部が舞台のドラマも、あります。では、我らが海の探検隊JAMSTECこと、海洋研究開発機構が舞台のドラマは、過去にあったでしょうか。
以下からお選びください。
(1)あった。
(2)ない。
(3)2015年10月10日からWOWOWで放送される。
答えはもちろん、(3)です。
連続ドラマ「海に降る」(全6回)が、10月10日からWOWOWで放送される。これは、作家・朱野帰子氏による同タイトルの小説が原作の、JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」のパイロット(操縦士)を目指す女性が主人公の物語。ヒロインを演じるのは、今年上半期を代表するヒット映画「ビリギャル」「ストロボ・エッジ」などでおなじみの有村架純さんだ。
撮影には、JAMSTECが全面協力している。聞けば、フルハイビジョンで全編4Kの撮影は4月から4カ月以上にもわたって行われ、「しんかい6500」完成25周年の記念航海として、ドラマ撮影のための潜航が選ばれ、沖縄近海で敢行したという。それだけでなく、パイロットや技術者が撮影に立ち会ったり、JAMSTEC所有の過去の映像を貸し出したりと、かなり力を入れている模様。その協力ぶりは、“全面協力”の名に恥じないものとも漏れ伝わってくる。
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