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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年11月号

海を飛ぶコウテイペンギン

  • 海中から氷上に飛び上がろうとするコウテイペンギン。この時、スピードは最高に達する。
  • 氷に飛び乗るには、2メートル近くジャンプしなくてはならないこともあり、海水から出る瞬間に加速が必要だ。高速で飛び出せば、氷の縁に潜むヒョウアザラシから逃れられる可能性が高まる。
  • コウテイペンギンの羽毛は1平方センチあたり15本も生えている。屋根瓦のように折り重なった外側の羽毛が水をはじき、下層の綿毛が空気を蓄える。放出された空気は微小な泡となって体を包み、潤滑油の役割を果たす。
  • 海で狩りをしてヒナに与える食料を確保すると、親鳥たちは水面に浮上し、羽毛に空気をため込む。そして再び深く潜ると、氷の穴を探しながら加速して上陸する。
  • 凍てつくロス海のコロニーで日光浴をし、短い夏を満喫するコウテイペンギンたち。海までの距離は季節によって変わり、真冬には何キロも氷上を歩いて狩りに出ることもある。
  • 捕食者がほとんどおらず、仲間同士で寄り添って暮らせるコロニーにいれば比較的安全だ。
  • ヒョウアザラシに待ち伏せされる危険性が最も高いのは海に入る時だ。そのためペンギンたちは、時に氷の穴の周辺で何時間も尻込みし、勇気ある1羽が飛び込むのを待つ。
  • 一目散に逃げるコウテイペンギンたち。写真家のポール・ニックレンが驚かせてしまったのだ。「シャッターを切った10分の1秒後には、泡しか見えなくなっていましたよ」
  • 「このペンギンたちは、海中で人間を見るのはおそらく初めてだったのでしょう。でもすぐに私が危険ではないと気づき、氷の穴の下に一緒にいさせてくれました」と、写真家のポール・ニックレンは話す。
  • コウテイペンギンはすばらしい泳ぎ手だ。500メートルの深さまで潜り、息継ぎをせず20分も水中にいることができる。「ペンギンたちが残す泡の航跡に魅了されました」ニックレンは、ペンギンたちの姿をとらえるため、マイナス2℃の海水に潜って撮影した。
  • 海氷を目指して急上昇の準備をするコウテイペンギンたち。「いったん上昇を始めると、ペンギンたちは30秒もしないうちに氷の上に立っているんですよ」と、ニックレンは言う。
  • らせん状に旋回しながら泳ぎ、360度の視界を確保するコウテイペンギン。水から飛び出した後は、鈍い音をたてて不器用に着地する。優雅な身のこなしは海の中でしか見られない。

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