カナダ北東部のバフィン島で見つかった謎の紐。それはバイキングと先住民の交流を示す手がかりだった。

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バイキングと北米先住民

カナダ北東部のバフィン島で見つかった謎の紐。それはバイキングと先住民の交流を示す手がかりだった。

文=ヘザー・プリングル 写真=デビッド・コベントリー

 先住民の集落跡から見つかったわずかな手がかりから、カナダ人考古学者の壮大な謎解きの旅が始まった。中世ヨーロッパの海洋民族バイキングが、はるばる海を渡り、新大陸にたどり着いていたというのだ。

 恐れ知らずのバイキングたちは、帆船に乗り、濃霧や氷山など危険がいっぱいの海を越えて来たという。10年以上にわたる地道な研究によって、彼らが残した痕跡や、新大陸の先住民との交流などが少しずつ解き明かされてきた。北米大陸に刻まれた知られざる歴史の1ページをひもとく。

編集者から

 謎の紐をはじめとするバイキングの痕跡が次々と見つかったのは、カナダの北東、ハドソン湾に浮かぶバフィン島と周辺の地域。そのなかでも、今回本誌が取材したのは、バフィン島のタンフィールド渓谷にある建物跡での発掘調査です。出土品はどれも貴重なものですが、個人的に興味深かった発見は、「バイキングはコケをトイレットペーパー代わりに使っていた(!)」ことでした。(編集M.N)

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