第64回 マテ茶にピッタリ? 南米クッキー

 タルトの入ったプラスチックの容器を開けると、ふわっと酸味のあるグアバの香りが漂う。甘いけれどはっきりとした酸味があるジャムの風味が、ヨーロッパやアメリカのお菓子と異なり南の国ならではの味わい。

 ちなみに調べてみると、お菓子にはジャムの代わりに練乳クリームもよく使われるそう。南米お菓子には、このクリームが必須なんですね。

 さて、同じ週末に、横浜の山下公園でも「ワールドフェスタ・ヨコハマ 2012」が開催された。これは食を中心に、世界各国の文化を紹介するイベント。会場にはお隣韓国からペルー、メキシコなど南米の国々まで約30カ国のブースが並んだ。

 残念ながら珍しいお菓子は発掘できなかったのだが、その中で目を引いたのが、スリランカ(スリランカ民主社会主義共和国)の食べ物を売るブースで見つけたドーナッツ形の食べ物「ウルドゥ・ワディ」。スリランカはインド南東部に位置する島国だ。

 お菓子かな?と思ったら、インドでもよく食べるという黒っぽい皮のウラド豆を使ったスナックだった。生地に様々な野菜が混ぜ込んであり、ミントのソースを付けて食べる。

 熱々のスナックにかじりつくと、生地がほくほくしてやわらかく、とても美味しい。ぴりっと辛いミントソースとの相性も抜群。そのうち、この国の甘いお菓子も探検したいと思いつつ、会場を後にしました。

グアバジャムを使ったパスタ・フローラ。厚めのクッキーの様な生地の上にグアバジャムが載っている
ドーナッツの様なウルドゥ・ワディ(左)。右はこれを割ってみたところ。ほくほくです(写真クリックで拡大)

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。