第1回 野生動物に囲まれて暮らしたい

 猛禽を飼うのは初めてでしたが、調べるほど生きものとしての機能性に凄みを感じるんです。そうなるともう「飼ってやるわ」ではないですね。「ぜひ一緒に僕と暮らしてくれませんか。あなたのことをいろいろ教えてください」という感じです。

 ただ、このフクロウは先天的な病気を持っていて、飼ってすぐ寝たきりの状態になったんです。獣医に調べてもらったら癲癇(てんかん)だということで、幼鳥のまま死にましたけれど。

――それは残念ですが、生きものを飼えば、死別は避けられない。

 だから、家で生きものを飼うのは罪だなとも思います。それも人間のエゴですから。

 しかし、僕は生きものなら何でも好きなんです。それぞれに固有の魅力があって、それがかぶらないから、あれを知りたい、これに会いたいになるんです。もうとめどないですね。

――では、テレビ番組のロケで出会った野生動物の話をうかがいましょう。

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つづく

ほっしゃん。

1971年、大阪府生まれ。芸人。上宮高等学校卒業後、1990年に吉本総合芸能学院(NSC)の大阪校9期生として入学。お笑いコンビ「チュパチャップス」でデビュー。1999年にコンビ解散後は、「ほっしゃん。」と改め、ソロ活動を開始。2005年に第3回「R‐1ぐらんぷり2005」で優勝。現在、TV、舞台、劇場などで幅広く活動中。著書に『ほっしゃん。のほっ』(幻冬舎)がある。


高橋盛男(たかはし もりお)

1957年、新潟県生まれ。フリーランスライター。自動車専門誌の編集を手がけたのちフリーライターに。JR東日本新幹線車内誌「トランヴェール」、プレジデント社「プレジデント」「プレジデントファミリー」などに執筆。