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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年10月号

生命躍る中米の青い海

  • ユカタン半島の北端沖で魚類最大のジンベエザメが小魚の群れと戯れる。
  • 上空から見たベリーズ沖の海。サンゴ礁を中心とした複雑な海の構造がわかる。手前の外礁が外海からの大波を弱める役割を担いその縁に、砕けたサンゴが白い帯となって堆積する。さらに、陸に向かって、海草の藻場(もば)、マングローブ林が点在する礁湖が続く。
  • アカウミガメが海草を食べていた。雑食性ではあるが、アカウミガメが海草を食べることはあまり多くはない。普段はカニ、巻き貝、クラゲなどを主に食べる。
  • メソアメリカン・リーフの南端、コーデリア・バンクスのサンゴ礁を泳ぐ魚の群れ。このあたりは、カリブ海で最もサンゴが豊かな場所として知られている。研究者によると、サンゴ礁の生きものたちはここで成長した後、カリブ海の他の海域で産卵するという。
  • マングローブは堆積物が沖合に流れ出るのを防ぎ、汚れた水を濾過(ろか)してサンゴ礁を守るとともに、周辺の生き物たちの“ゆりかご”の役割を果たす。ここで育った魚たちは、水中に伸びた根の間を通ってサンゴ礁へと旅立つ。
  • ユカタン半島沖の海面に集まるジンベエザメ。メソアメリカン・リーフの最北端であるこの付近には、産卵中のカツオの卵を目当てにジンベエザメの群れが多く集まる。南のベリーズ沖では、さまざまな種類のフエダイが大量に集まって産卵する。放出された卵は海中を白い雲のように漂い、ジンベエザメを引きつける。
  • ホンジュラスのコーデリア・バンクスで、ペレスメジロザメがハナミノカサゴを“試食中”。20年前に水族館から逃げ出した数匹のカサゴが増えて、在来魚を脅かすようになった。そこで、駆除を手伝ってもらおうと、サメに味を覚えさせているところだ。
  • ベリーズのスワロー・キーで、トチカガミという細長い海草を食べるマナティの母子。マナティは西インド諸島周辺に生息し、藻場とマングローブ林を行き来している。
  • 春の満月に誘われるようにグラッデン・スピットに集まる体長1メートルほどのフエダイの仲間。放出された卵と精子が煙のように広がり、ダイバーたちを包み込む。ここにはさまざまな種類のフエダイが多く集結し、数千億個の卵を産む。
  • ベリーズのホール・チェン海洋保護区で、藻場を泳ぎ回るレインボー・パロットフィッシュの雄。この魚は大西洋の草食魚としては最大で、メソアメリカン・リーフの3つの環境のもとで成長する。稚魚のときはマングローブの根に守られて育ち、近くの藻場へエサを食べに行く。成魚になるとサンゴ礁に生息するが、ときおり古巣を訪れる。
  • ホール・チェン海洋保護区で枝状のサンゴに身を寄せるフエダイの仲間。1980年代、ベリーズの生物学者ジャネット・ギブソンは、この海にメソアメリカン・リーフの3つの重要な環境、マングローブと藻場、サンゴ礁がすべてそろっていると主張して海洋保護区の制定に力を注いだ。
  • ホール・チェン海洋保護区のサンゴ礁沖にいるアツクチイサキの群れ。魚で作ったモビールのようだ。ここは、1987年に制定されたベリーズ最古の海洋保護区だ。
  • ベリーズのグラッデン・スピット近くのファンク・キー。海中で豊かに茂るマングローブが水面に映っている。魚たちは、卵や幼生の時期はマングローブ林で過ごし、成魚になると初めてサンゴ礁へ向かう。
  • 陸から遠く離れたベリーズ沖のライトハウス・リーフでは、細長い体をしたヘラヤガラがくつろいでいる。
  • 陸から遠く離れたベリーズ沖のライトハウス・リーフでは、色とりどりのサンゴが華やかさを競い合う。
  • サンゴの穴に潜むコケギンポの仲間。石灰質のサンゴ礁は、多様な生き物のすみかであり、マングローブや海草など、沿岸の自然を守る砦(とりで)ともなっている。
  • カイメンの中にいるオトヒメエビ。ベリーズのライトハウス・リーフのロング・キー沖で見つけた。左右3本ずつあるハサミのうち、1本は頑丈で、他の2本は細かい作業に適している。これらのハサミを使って、魚の体表から古い組織や寄生虫、カビを取り除くオトヒメエビのなわばりには、魚たちが体を掃除してもらおうと列をなす。
  • バンコ・チンチョロ諸島近くのトチカガミの茂みに潜んで獲物を狙うのは、体長が3メートルもある絶滅危惧種のアメリカワニだ。ブライアン・スケリーの助手を務めるジェフ・ウィルダームースは、海に入りながらつぶやいた。「俺の死体は必ず回収してくれよ。マングローブの根の下で食われるのはごめんだ」持参していた護身用の長いプラスチック管をすかさず突き出したが、サメに対しては効果があったものの、ワニは構わず突進してきたという。一緒にワニの襲撃を逃れたスケリーは、「獲物になった気分だったよ」と語った。

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Q:南極のウェッデルアザラシが海氷の下で魚やタコを狩る際に鳴き声を発するのは何のためでしょう?

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