現地の女の子の間でポピュラーなのは、クコ、仙草ゼリーなどが入った薬膳チェーのサンボールン。どこの国でも、女性は美容が気になるものなんですね。
 そこで、会場で食べられる4種の氷入りチェーの中から、まずサンボールンを食べてみた。粗めに砕かれた氷の下にぐっとスプーンを入れて具材を探してみると……出てきたのは、なんと甘く煮たレンコン! 細切りにしてやっぱり甘く煮た昆布! 「昆布は必ず入っているわけではないですが、サンボールンではポピュラーな具材ですよ」と柴山さんはにっこり。

 磯の香りのするコリコリとした昆布をかじり、レンコンをかじり、仙草ゼリーを口に入れ、クラッシュアイスを頬張り、昆布の出汁を感じる甘いシロップをすする。最初は不思議だったけれど、おやつなのにとても体にいいものを口にしている実感がわき、クセになりそう。カロリーもとても低いだろうおやつに、ほっそりとしたアオザイを着こなすベトナム女性の美の秘訣を見た気がします。

左は氷を入れる前のチェー・サンボールン。昆布が見えるでしょ? 右が具材のレンコン。圧倒的に女性に人気で、男性はあまり食べないそう。ちなみに氷入りチェーには基本的には具材に寒天が入っていることが多いそうだが、サンボールンには入らない。また、サンボールンは黒糖シロップだが、その他はココナッツミルクと合わせてあるそうだ(写真クリックで拡大)

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