第61回 アオザイ美女の秘訣を見た?ベトナム式のかき氷

 「現地で一番ポピュラーなのは、チェー・タップカムですね」と柴山さん。ベトナムにはチェーの専門店があり、どこの店にもタップカムがあるという。「今回のイベントには出していないのですが、大阪の店では『チェー・チャイカイ』というメニューもあります。チャイカイは南部の言葉でフルーツの意味なのですが、実は私個人の体験としてはフルーツを使ったチェーは北の方でよく見かけたんですよね。北の言葉ではフルーツは『ホワクワ』というんですよ」。

 ベトナム北部の首都ハノイでは、ホワクワ専門のチェー屋も見かけたそうだ。

 店舗も屋台もあるというチェー屋の店頭には様々な具材が並んでいる。あずき餡や緑豆餡をはじめとする様々な煮豆、餅米、タピオカ、寒天などがポピュラーな具材。こうした具材を自分で選んで好みのチェーを作ることもできるそうだ。テイクアウトもでき、注文をすると選んだ具材をビニール袋に入れてくれる。それを家に持ち帰り氷と一緒に食べたりするのだ。

 ちなみに、チェー屋のお客さんの多くは女性。学校帰りの女の子たちやカップルで賑わうそうだ。「現地では、チェー・サンボールンならこの店、タップカムならこの店が美味しいとだいたい決まっているんです。そこにみんなバイクで乗り付けて食べるんですよ」と柴山さん。

左は氷を入れる前のチェー・タップカム。写真右のクラッシュアイスの中に見えるピンク色をしたものがタピオカ。タップカムはもち米、緑豆餡、煮あずき、タピオカなどが定番具材(写真クリックで拡大)