第61回 アオザイ美女の秘訣を見た?ベトナム式のかき氷

 「アンゴン」では、3、4年前より6種ものかき氷風チェーをメニューに載せている。いずれもベトナム南部の大都市ホーチミンでのホームステイはじめ、豊富な現地での食体験を持つ柴山さんが開発したメニューだそうだ。「ドリアンが好きで、これを使った氷入りチェーを作ったこともあるんですが、お客さんの評判は両極端でしたね」と笑う。ベトナム語ではサウリンと呼ばれるドリアン。この連載ではお馴染み、くさやのような香りを放つ果物だ。柴山さんも最初は、くっさーと思ったけれど、その濃厚な味わいにハマったのだそう。ちなみに、「ベトナムではやっぱり好きな人が多いですよ!」と柴山さんは教えてくれる。

 会場で販売していた氷入りチェーは、「チェー・タップカム」、「チェー・ダウグゥ」、「チェー・サンボールン」、「チェー・ソアイ」の4種類。タップカムは五目、ソアイはマンゴーの意味。サンボールンは中国の影響を受けた薬膳チェーで、ダウグゥは中部の都市フエ名産の大ぶりの豆のこと。その煮豆のチェーだ。ちなみに、ダウグゥを使わない普通の煮豆のチェーは「チェー・ダウ」(ダウが豆の意味)と呼ばれるそう。

クラッシュアイスを入れると中身がよくわからなくなってしまうので、氷なしで並べてみました。それぞれ個性的(写真クリックで拡大)
たくさんの人で賑わう「ベトナムフェスティバル 2012」会場の「アンゴン」ブース前(写真クリックで拡大)