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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年9月号

猛威を振るう異常気象

  • 米国<br>2010年7月、モンタナ州に巨大な積乱雲が発生。激しい雨が滝のように降り注いだ。「真下に立って見上げたら、天界が見えるのではないかと思いました」と、撮影した写真家のショーン・ヒービーは言う。<br>(4枚の画像による合成パノラマ)
  • 米国<br>2011年7月5日、巨大な砂嵐がアリゾナ州フェニックスの街を襲った。雷を伴う突風が砂漠で吹き荒れ、高さ1500メートルの砂の壁ができた。
  • 米国<br>2011年9月5日、記録的な干ばつと熱波が続くテキサス州で森林火災が起こり、フェンスのくいが燃え上がった。火事は枯れたマツの木が送電線に倒れかかって発生したとみられ、住宅1685棟が全焼した。
  • スイス<br>2012年2月、寒波に襲われたレマン湖で、湖畔に止めてあった車や街路樹、歩道に水しぶきが掛かって凍りついた。寒帯ジェット気流が蛇行してアフリカまで南下。欧州に北極の寒気と豪雪をもたらし、数百人の死者が出た。
  • 米国<br>2010年5月2日、テネシー州ナッシュビル近郊で、濁流にのまれた車の屋根に1時間余りしがみついていた若者たち。両親がなすすべもなく見守るなか約1キロ下流まで流されたが、何とか岸にはい上がり、九死に一生を得た。
  • 米国ミシシッピ州<br>周囲を囲む堤防のおかげで、洪水の被害を免れたヴィックスバーグ近郊の家。2011年5月、雪解け水と豪雨によって近くのヤズー川がはんらんした。周辺地域ではところにより例年の8倍もの降水量を記録し、被害額は30~40億ドルに上った。
  • 米国アラバマ州<br>2011年4月27日、米国内に199個の竜巻が襲来、1日の発生数としては史上最多を記録した。しかし、長期的に竜巻の発生頻度が高まっていることを示す科学的な証拠はないという。時速300キロでタスカルーサの町を襲った竜巻は、大型ショッピングモール(中央のXの形をした建物)と中央病院の間をすり抜け、44人の命を奪った後、さらに北東のバーミンガム地域で20人の犠牲者を出した。
  • 米国<br>「すさまじい回転でした」<br>2011年6月20日、ネブラスカ州のハイウェー80号線近くでマイク・ホリングスヘッドが撮影した竜巻。風速約60メートルの強風が、列車の貨車を次々に脱線させた。
  • 中国<br>大雨であふれた水が地下駐車場に流れ込み、住民があわてて階段を駆け上がる。2011年7月3日、中国内陸部に位置する四川省の成都は、例年にない豪雨に見舞われ、道路が冠水し、市内は停電になった。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>テキサス州西部の小さな町スパーの公営プール。もとは水漏れが原因で閉鎖されていたが、近年は干ばつで水が極端に不足しているため、急いでプールを修理する必要はなくなってしまった。プールに水が張られない夏は、今年で4度目になる。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>何も植えられていないテキサス州北西部ブラウンフィールド近郊の綿畑。強風と記録的な熱波のせいで土地がひどいダメージを受けたと話すのは、綿花と種を分離する工場を近くで営むバズ・クーパー。「オーブンのファンが送り出す熱風にさらされたようなものです」
  • 【テキサスの干ばつ】<br>2011年9月5日、テキサス州バストロップで森林火災が発生、灼熱の炎はボートトレーラー(ボートを車で引くための台車)まで溶かしてしまった。強風にあおられ、火はまたたく間に広がった。「住民が避難する時間は、5分か10分しかありませんでした」と、近くの町スミスヴィルの消防署長ジャック・ペイジは語る。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>サンアンジェロ近郊で、マーク・メイヤーズ夫妻が営むロバ保護施設。2年ほど前に干ばつが始まって以降、800頭以上のロバを受け入れてきた。「干し草の価格が通常の4倍にもなったため、人々はエサを買う余裕がなくなり、ロバを手放しています」。メイヤーズは3頭の犬たちを使って、群れからはぐれたロバを集めて回っている。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>長引く干ばつのため、水量が1%以下に減ってしまったE・V・スペンス貯水池。右の写真の斜面中ほどに見える白っぽい線が、もともとの水位を示している。水の供給を受けていた町は急きょ、井戸を掘ったり、パイプラインを建設したり、あるいは車で水を輸送したりしてしのいでいる。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>ペップという小さな集落のはずれ。突風が土埃を巻き上げ、道路に吹きつける。2011年、テキサス州西部の一部地域では、ほぼまったく雨が降らなかった。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>「自分の国に誇りを持っているなら、その土地を大切にするのは当たり前です」とビル・タロスは言う。昨年干ばつに襲われた際、彼は、残り少ない草を家畜に食べさせて一帯を丸裸にするよりはと、土地を守るために家畜の大半を売り払った。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>かつては川幅が15メートルあり、ブラックバスやグアダルーペバスなどの魚がたくさんいたサンサバ川。昨年、川は完全に干上がってしまった。周囲の木々は紅葉しているのではなく、枯死する寸前だ。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>小さなヴェリベストの町では、金曜の夜の試合は一大イベントだ。「フットボールの人気は大変なものです」と、高校のチーム・ファルコンズのヘッドコーチ、グラント・リッチモンド(右端)は話す。干ばつと記録的な猛暑にも関わらず、同校はなんとか水をやりくりして、フットボール場の緑を保ってきた。それでも、練習時の暑さは厳しかったとリッチモンドは言う。「温度計はできるだけ見ないようにしていましたよ」
  • 【テキサスの干ばつ】<br>干ばつで牧草地が干上がると、メーソン飼料店に牧場主たちが押し寄せた。「皆、干し草を大量に買い込み、若い牛だけでも救おうとしたのです」と語るのは、勤続48年のケネス・ダースト。やがて牧場主たちが家畜の頭数を減らすと、店の売り上げは落ち込んだ。それでも、野生動物用の餌は相変わらずよく売れたという。地主やハンターたちが、シカやウズラ、シチメンチョウを守ろうとしたためだ。
  • 【テキサスの干ばつ】<br>井戸掘り職人のクラーク・アベル(上)と息子のジャスティンが、新たに掘った深い井戸から水をくみ上げるための風車を取り付けている。干ばつのおかげで彼らの商売は繁盛しているが、こうした状態が長く続けば、テキサス州西部からは人がいなくなってしまうだろう。

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写真は浮遊性のホンダワラ属の海藻、サルガッサムですが、この名前の由来となった果実は何でしょう。

  • ブドウ
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