なぜ、生まれ育った島を飛び去ったのか。放鳥されて唯一、本州で生きるトキに会いに行く。

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ひとりぼっちのトキ

なぜ、生まれ育った島を飛び去ったのか。放鳥されて唯一、本州で生きるトキに会いに行く。

文=大塚 茂夫 写真=志水 哲也

 佐渡トキ保護センターで生まれ育った識別番号「04」のトキ。2008年に野生に放たれると、島を飛び出し、日本海を飛び越え、本州へ渡った。新潟、宮城、山形を転々とした後、3年前に富山県黒部市へ飛来。それ以来、農地と住宅が混在するこの地にすみ着き、生き抜いてきた。なぜ、「04」は生まれ故郷の佐渡島を去ったのだろう。放鳥されたトキでただ一羽、本州で生きる“彼女”に会いに行く。

編集者から

 5月の終わりごろ、写真家の志水哲也さんから電話がありました。「トキの写真、見てもらえませんか?」「トキを撮ってるんですか? 佐渡の?」「いいえ、黒部のトキです」。黒部のトキ? 私は何のことか理解できませんでした。志水さんは、昨年11月号の「日本うるわし列島:屋久島」に登場していただいた黒部在住の写真家で、これまで、日本各地の滝や山などを撮影した写真集を多く出版されています。その志水さんがトキを撮っている、それも、佐渡島ではなく、黒部のトキを……。

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