全国を熱狂の渦に巻き込んだロンドン五輪が終わりました。日本の活躍は目覚ましく、獲得したメダルの数も金・銀・銅、合わせて38と、アテネ五輪の37を超えて史上最多となりました。

 とはいえ、テレビやネットを通じて応援していた人の多くは、メダルの数以上にひたむきにプレイする選手たちの姿に魅了されたのではないでしょうか。例えば、日本男子サッカー。メダルこそ取れませんでしたが、強豪スペインを破るなど躍進振りは眼を見張るもの。その原動力の一人となったのが、3ゴールと大活躍した大津祐樹選手でしょう。

 その大津選手の母校が成立学園です。夏の甲子園・全国高校野球選手権大会に東東京代表として初出場を果たしたことで、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、善戦のかいなく東海大甲府高校に1回戦で敗れ涙をのみましたが、実は成立学園はナショナル ジオグラフィック日本版とご縁がある学校です。

 成立学園は東京・北区にある共学校。学園では、2009年度から総合学習の一環でナショナル ジオグラフィックを利用しています。今では700人の生徒さんに、毎月ナショナル ジオグラフィックを読んでいただいています。

 こうした学習の成果は、毎年9月に行われる学園祭「成立祭」で発表されます。昨年の学園祭では、中学生は「食」、「環境」など、高校生は「歴史・文化」、「総合テーマ」などのテーマにつきグループで研究し、その結果を発表しました。ナショナル ジオグラフィックが社会・世界とのつながり、あるいは科学への興味を深めるきっかけになってくれれば、とても嬉しいことだと考えています。

 昨年は「僕らの太陽SUN」「古代エジプト」「ブラックホールとワープ」「ユーグレナと食糧問題」「さきたま古墳」「サンゴ礁と白化現象」「極光-オーロラ-」などを題材にした発表がありました。今年の成立祭での発表がどんなになるのか、今から楽しみです。若者たちが今どんなことを感じ考えているのか、ホームページを通じて紹介できればと思います。

【成立学園について】
東京・北区にある私立の男女共学校。2010年より中学校も開校した。創部87年の今年、春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。ロンドン五輪で活躍した大津祐樹選手も卒業生。学園の公式サイト(http://www.seiritsu.ac.jp)はこちら。