第53回 オリンピック発祥の地の心温まるスイーツ

ギリシャのヨーグルトデザートの完成。特にデザート名はなく、レストランのメニューにも、「ヤウルティ(ギリシャ語でヨーグルト)」と書いてあるそう(写真クリックで拡大)

 「ギリシャのレストランでは常連のお客さんに、このヨーグルトのデザートをサービスで出したりするんだよ」とニックさんは続ける。それも、何人かで来たお客さんには一人前ずつお皿に盛るのではなく、大皿でボンっと出す。そして、ヨーグルトの山を、みんなでスプーンでつつきながら食べるのだそうだ。とても大らかで楽しそうです。

   早速、作ってもらったヨーグルトデザートを食べてみる。濃厚な、クリームに似た味わいだけど、酸味があるのでさっぱり。香ばしいクルミとよく合う。ハチミツもコクがあって美味しい。

 「日本で市販されているヨーグルトでも、ザルにハンカチを置いてその上にヨーグルトを盛り、1晩冷蔵庫に置き水切りすれば、かなり濃厚な味になりますよ」と大倉さんが教えてくれる。早速、やってみよう。

 もう一つギリシャでポピュラーだというお菓子「バクラバ」を出してもらった。チュニジア探検など(第2回第47回)でも「バクラワ」という名前でご紹介したものだ。
 これまでは、出来上がったお菓子しか見たことがなかったので、ざっと作り方を教えてもらう。