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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年8月号

チベット高原の“金”

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  • ガの幼虫に寄生する菌類の一種「冬虫夏草」(右)。高値で取引され、ときには、1個1600円ほどの値がつく。
  • チベット高原に暮らす人々が、日よけ帽をかぶり、採集用の道具を片手に冬虫夏草を探す。丸1日がかりの仕事だ。冬虫夏草は、地面からほんの5ミリほどしか頭を出していないこともある。
  • 手袋をはめた10歳の少女が手にしているのは、泥にまみれた冬虫夏草。コウモリガの幼虫に寄生した菌類が幼虫を養分にして成長したものだ。脱毛症から肝炎まで、ありとあらゆる症状に効果があると信じられ、高値がつく。
  • 採集シーズンになると、大量の冬虫夏草を抱えた売り手がセルシュにやってくる。写真は、街の目抜き通りで売り物を検品する売り手たち。傷の有無や大きさ、色などを確認しながら乾燥させる。セルシュ産の冬虫夏草は品質の良さに定評がある。
  • 都会から来た仲買人(左の男性)と価格交渉をするセルシュの売り手たち。交渉は、仲買人が冬虫夏草の品質にけちをつけるお決まりの儀式から始まる。売り手は何人もの仲買人に商品を見せた末、商談をまとめる。
  • 冬虫夏草ブームのおかげで、セルシュの街は活気にあふれている。冬虫夏草を採集するチベット人の多くは、オートバイに乗って買い物にやってくる。冬虫夏草を売って得た金で買ったものだ。
  • 四川省成都にある冬虫夏草の専門店。女性たちが冬虫夏草の汚れを落とし、仕分けし、梱包していく。この店では1500個(約1キロ)の冬虫夏草に10万ドル(約800万円)もの高値をつけて販売することがある。
  • この一家は、多い日には1日で60個以上の冬虫夏草を収穫し、約5万円を稼ぎ出す。顔にクリームを塗っているのは高地での風焼けを防ぐため、手に持っているのは冬虫夏草を傷つけずに堀り出す道具だ。
  • チベット高原に茂る雑草の間から、わずか数センチだけ顔を出した冬虫夏草。見つけるには、辛抱強く目を光らせなくてはならない。
  • 冬虫夏草はチベットの人々に富をもたらしたが、遊牧民の女性たちの大半は、昔と変わらない生活を送っている。写真の女性は、夫が目を覚ます前に起き出してヤクの親子の世話をする。ヤクから絞った乳は、バター茶の材料になる。
  • 青海省西寧にある、中国最大の冬虫夏草の卸売市場。布の下では、商人たちが手ぶりで価格交渉を行っている。布に隠して交渉するのは地元の伝統だ。このあと、電卓(写真手前)で最終的な価格を提示するが、それも布の下で相手に渡す。お金の受け渡しの際も同様だ。
  • 冬虫夏草についた泥を払って品質を検査する、チベット人女性たち。ここよりもさらに小さな町から持ち込まれたこれらの冬虫夏草は、このあと中国各地の大都市の店頭に並べられる。この一帯は2010年に起きた地震で大きな被害を受けた。人々が写真後方に見えるテントで暮らしているのは、そのためだ。

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