まずは今回の断層の温度計測のプロセスをご覧ください(下のカコミ)。これでも実際の工程からはずいぶん省略しているのですが、なかなか手の込んだ作業だということをお分かりいただけるとありがたいです。

温度計測のプロセス

    第1工程「ウェルヘッドの設置」
    掘削の入り口となる「ウェルヘッド(孔口装置)」をパイプにつないで水深7000メートルの海底へ。ジェット噴射で海底に押し込んだ後、パイプを切り離す。

    第2工程「掘削」
    パイプをいったん回収し、今度はドリル編成にして再び海底へ。ウェルヘッドを探し当てたらドリルを挿入し、掘削する。目標深度まで掘削後、船上に回収。

    第3工程「温度センサーの設置」
    温度センサーなどを組み込んだ極細鉄管セット(長期孔内計測システム)をパイプにつないで海底へ。再びウェルヘッドを探して掘削した穴に挿入。

    第4工程「パイプ回収」
    目標深度まで温度センサーを降ろしたら、パイプ接続部で切り離し、計測開始!
    数カ月にわたる計測後に「かいこう7000Ⅱ」という無人探査機を送り込んでデータを回収する計画。

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る