第44回 朝一番はミルクティー!の国の甘~いおやつ

 さて今回は、アフリカのおやつシリーズの最終回。レストラン「トライブス」店主・石川邦彦さんにまたもや活躍していただき、2つの国のおやつを紹介してもらった。
 スーダン共和国(以下スーダン)とコンゴ共和国(以下コンゴ)だ。

 まずは、エジプトの南側にあるアフリカ北東部の国スーダンのおやつをご紹介しよう。

 スーダンは、古代文明が繁栄した土地で、数多くのピラミッドが残る国。現在の国土は日本の約5倍、首都ハルツームには大河ナイルがゆったりと流れる。アラブ系イスラム教徒が多い北部とアフリカ系キリスト教徒が多い南部では長らく対立が続き、昨年には南部が南スーダン共和国(南スーダン)として独立した。

 スーダンのおやつを紹介してくれたのは、この国の障害者の教育支援や障害者スポーツの普及活動などを行っている特定非営利活動法人(NPO法人)のスーダン障害者教育支援の会の事務局長を務める並木麻衣さん。同国の公用語であるアラビア語を大学で学び、現地でホームステイの経験を持つ。今も年2回は現地に飛び長期滞在をしているそうだ。

 さて、麻衣さんが作ってくれたのは、「バスブーサ」。一説には、「浸された」という意味のアラビア語に由来するという名前が付いたお菓子だ(その訳は後ほど!)。