第3回 やったね、サニーさん! 断層深度探索作戦

地層データに変化が表れて、おおおおお!と、どよめきが起きた瞬間。身を乗り出してデータを映し出すモニターを見つめています。写真提供:JAMSTEC/IODP(写真クリックで拡大)

 おおおおー。どよめきが起こりました。
 それまで閑散としていたラボに再び活気にあふれ、「サニーは嘘つきじゃなかった」という荒っぽい祝福まで飛び出したのでした。その後、ドリルビットはプレート境界と考えらえる深度まで持ちこたえ、数名の怪しい断層帯容疑者(の深度)を絞り込むことができました。

 海底下の世界の姿をうっすらと映しだしたLWD捜査資料を基に、いよいよ温度計測と岩石サンプルの採取によって震源断層を特定していくぞ!と、船上は活気づいてきました。ところが、穴掘りの神様は、そう簡単に地球深部で調査をさせてはくれないのでした。

それではまた。

地球深部探査船「ちきゅう」船上より
つぶやき編集長 https://twitter.com/Chikyu_JAMSTEC
(追伸)ベッドの上で思う存分寝たい今日この頃

共同首席研究者のジムさんに写真を撮らせるサニーさん。断層帯(たぶん)を見つけたオレ天才。写真提供:JAMSTEC/IODP(写真クリックで拡大)

「ちきゅう」つぶやき編集長

JAMSTEC地球深部探査センターの普及広報担当。特設サイト「ちきゅうTV」やツイッターを担当していて、航海中に高井研さんから「つぶやき編集長」と命名された。地球深部探査船「ちきゅう」が完成した2005年にJAMSTEC地球深部探査センターに入門。以来、広報担当として計4回の研究航海に参加。「ちきゅう」を駆使した科学掘削航海を現場から伝えている。つぶやきが感傷的になり、つっこまれることもしばしば。