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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年6月号

摩訶不思議なソコトラ島

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  • ソコトラ島を代表する植物、リュウケツジュ(竜血樹、<i>Dracaena cinnabari</i>)。空に向かって広げた枝葉で高地の霧をとらえ、貴重な水分を得ている。次世代の若木がほとんど育っていないため、種の存続を危ぶむ声もある。
  • リュウケツジュがまばらに生えるディクサム高原に満月がのぼる。ソコトラ島内陸の平野に広がる石灰岩は、この一帯が海に覆われていた古代に形成された。
  • 島の中央部にそびえるハジヒル山地は標高約1500メートル。古代の火山活動で大地が隆起してできた花崗(かこう)岩の山だ。夜ごと生じる雲や霧の水分が、アジア有数の多様性を誇る島の植生を支えている。
  • このモナークカメレオン(<i>Chamaeleo monachus</i>)をはじめ、ソコトラ島に生息する爬虫類の90%は固有種。カメレオンには魔力があり、その「シュー」という音を聞くと、口がきけなくなると地元の人々は信じている。
  • 乾燥したザール平野で、暑さを避けて木に登る陸生の巻き貝。樹上だと肉食性の甲虫に狙われにくいが、鳥の攻撃は受けやすくなる。
  • 岩山に広がるリュウケツジュの森に、新たな芽生えや若木はほとんど見当たらない。季節性の雲の発生が少なくなり、水分が不足しているせいだと指摘する研究者もいる。100年後には、この森も消えてしまうかもしれない。
  • 雨期以外は水のない涸れ谷が、ハジヒル山地の峰の間を縫うように、海に向かって延びている。一帯は花崗岩でできていて大半が赤みを帯びているが、地衣類が覆って白く見えるところもある。
  • 淡水に生息するこのカニ(<i>Socotrapotamon socotrensis</i>)もソコトラ島の固有種。競合する魚がいない島内の水辺では、ほかの生物を捕食するこのカニが、食物連鎖の頂点に君臨している。
  • ソコトリ語でミッシャヒールと呼ばれる多肉植物。飢饉(ききん)のときに非常食となる救荒(きゅうこう)植物として重宝された。島中央部のフィルミヒンの丘には、見わたす限り灰色の石灰岩が広がっているが、この赤い花が彩りを添える。
  • 「デザートローズ(砂漠のバラ)」はバラのように色鮮やかな花をつけることからその名がついたが、栽培品種のバラとは関係がない。デザートローズの樹皮には毒性があるため、牧夫たちは子ヤギの首にこの樹皮を巻きつけ、凶暴な野良猫から守る。
  • 南部のアオマク・ビーチ。まぶしいほど真っ白な砂丘が海岸線に沿って何キロも続く。モンスーンの時期、砂丘は猛烈な強風にさらされて絶え間なくその形を変える。
  • 島の西海岸に舞い降りるカツオドリ。ソコトラ島と周辺の小島は鳥たちの貴重な繁殖地となっていて、少なくとも10種類の海鳥の繁殖行動が確認されている。
  • ソコトラの海岸線は変化に富んでおり、砂浜や岩場、干潟、サンゴ礁が広がっている。海洋資源は今も豊かで、島の住民は年間の一定の時期を漁業で生計を立てている。
  • 島の東端に広がる自然保護区ホムヒルに立つ乳香の木。古代には、乳香の樹脂は強い香りを放つことから重宝され、葬式や儀式の際に大量に燃やされた。
  • 普通なら高く成長する木、クロトンもソコトラ南西岸の崖の上ではご覧のとおり。絶え間なく吹き付ける風速10メートル近い強風によって、地を這うような形に“剪定”されてしまった。
  • ソコトラ南岸の崖にある巣で、ひな鳥たちにエサをやるハヤブサの仲間チョウゲンボウ。チョウゲンボウやソコトラノスリといった猛禽類は、ソコトラ島に生息する陸の捕食者の代表だ。
  • デザートローズの別名で知られるアデニウムが、北西部の断崖に根を下ろす。ソコトラ島にはほかにも300種を超す希少な植物が自生している。遠くに見えるのは島の大きな町の一つであるカランシーヤ。

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