秦の始皇帝を守るために葬られた軍隊や馬の陶像が2200年の時を超えて、色鮮やかによみがえった。

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色鮮やかな兵馬俑

秦の始皇帝を守るために葬られた軍隊や馬の陶像が2200年の時を超えて、色鮮やかによみがえった。

文=ブルック・ラーマー 写真=O・ルイス・マザテンタ

 紀元前3世紀、史上初めて中国大陸の統一を果たした秦の始皇帝。死後の世界で皇帝を守るため、その墓の近くに葬られたのが兵馬俑(へいばよう)だ。

 兵馬俑は兵士や馬をかたどった素焼きの像で、今でこそ色あせて茶色く沈んだ姿をしているが、作られた当時は極彩色だったことが判明。さらに、青銅でできた本物の武器まで携えていた。発掘調査の成果を踏まえ、推定6000体に及ぶ大軍勢の全体像を、初めてカラーで精緻に再現。2200年の時を超えて、色鮮やかによみがえらせる。

編集者から

 赤、青、緑、紫と、派手な原色に彩られた兵士の大軍は必見。見開き4ページの大迫力でお届けするCGの再現イメージから、作られた当時の壮麗な世界観が想像できます。おもしろかったのは、白い顔料に用いたのが高温で焼いた骨だということ。また、盾や太鼓に描かれていた繊細な模様がそっくりそのまま地面に転写されて残っているケースが多いことから、最近は地面ごと保存する試みが進んでいるそうです。(編集M.N)

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