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――どんな場所に生息しているんですか?

 今回はエクアドルの2カ所で撮影しました。ひとつは高い山の上にある雲霧林で、最初の見開きに写真が使われたキガタヒメマイコドリの生息地です。もう1カ所はもっと低地にあるアマゾンの森。ここにはうしろのページに載っているほかの鳥たちが生息しています。

――暗い森のなかでの撮影は難しいのでは?

 この鳥はなわばり意識が強く、オスはそれぞれの小さなテリトリーのなかにずっといます。ひとたびその場所を見つけてしまえば、毎朝鳥たちに出会えました。止まり木で鳴いていて、けっこう近くまで行けます。

 しかも、キガタヒメマイコドリの場合は、毎日1~2時間、ずっと同じ場所で繰り返しさえずるんですよね。動き自体は素早いけれど、求愛中はほとんど移動しませんし、ストロボも使えたので、ひんぱんに移動する鳥とくらべたら難しくはありませんよ。

――そのキガタヒメマイコドリの写真を見ると、翼を上げた独特のポーズがダイナミックに表現されていますね。

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