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- ナショナルジオグラフィック日本版
- 2012年5月号
- よみがえる南北戦争
よみがえる南北戦争
奴隷制度をめぐって国を二分した米国の内戦。当時の画家たちが描いたスケッチと、現代の写真家が撮影した再現写真で、戦いの記憶をたどる。
1861年から4年にわたり、米国では奴隷制度をめぐる内戦「南北戦争」が繰り広げられた。それから150年。その戦場では、いったい何が起きていたのか。第1部では、画家たちが実際の戦地で描いたスケッチ、第2部では、当時のカメラ技術を用いて撮影したリチャード・バーンズの写真を基に、戦いの記憶をたどる。
南北戦争が起きた頃、日本は1867年の大政奉還を目前に控えていました。米国人が南北戦争にロマンを感じるのは、日本人が幕末に生きた人々に惹かれるのと近いものがあるのかもしれません。今号の特製付録と一緒に読んでいただくと、米国の歴史でいかに重要な分岐点であったかが良くわかります。ぜひ、併せてどうぞ!(編集H.O)