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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年5月号

エジプト 革命の行方

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  • 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、エジプトを「ナイルのたまもの」と呼んだ。ナイル川がなければ、エジプトは不毛の砂漠にすぎなかった。
  • 首都カイロのタハリール広場。ムバラク大統領の退陣後も、エジプトの国内情勢は不安定で、広場には血気盛んな人々が集まってくる。「軍政を倒せ」が合言葉だ。
  • 穏やかな夜のナイル川は、カイロの街の喧騒から逃れるのにうってつけだ。人々は橋の上を散策したり、派手な照明の船に乗ってクルーズを楽しんだりする。
  • 1973年の第四次中東戦争を記念する博物館で、戦場を描いた巨大パノラマに見入る少年たち。エジプトは開戦直後にイスラエルに猛攻撃を仕掛け、国の威信を回復した。
  • エジプトの革命は自由と尊厳を求める戦いだった。しかし経済情勢は厳しく、雇用や教育、医療の改善、住宅不足や交通渋滞の解消など課題は山積している。
  • ナイル川デルタ地帯にある自宅で子供を抱く、イスラム教スンニ派の原理主義者モハメド・ナセル。彼ら保守派のイスラム教徒にとって、革命は政治的弾圧の終わりを意味することとなった。
  • カイロのコプト正教徒が多く住む地域で、住民たちが議会選挙の候補者を支援して車を走らせる。ムバラク政権に長年活動を禁止されてきたイスラム系政党が議会で過半数を獲得したため、キリスト教徒たちは不安を募らせている。ムバラク政権の崩壊以来、2つの宗教の間では緊張が高まっている。
  • ギザのピラミッド前で、外国人観光客をラクダに乗せる商売をしている男性。手にした写真は、商売が繁盛していたころのものだ。今はピラミッドや神殿を訪れる観光客が激減している。
  • ラムセス2世が築いたアブシンベル大神殿で、影に隠れた守衛(写真左)がエジプト十字に似た形の鍵を持っている。エジプト十字は「命」という意味の象形文字だ。アブシンベルには2つの神殿があり、エジプトで最も人気のある観光名所だが、革命以降、あまり訪れる人はいない。
  • 調理用ガスが使えなくなってから何日も経過したため、ムバラク・ポンプ・ステーションの主水路で抗議するトシュカの労働者たち。長年、エジプト政府は調理用ガスに補助金を支給していた。エジプトの人々はガス不足と経済の低迷に悩まされており、国中で窃盗事件やデモが多発している。
  • カイロの弁護士たち。法廷を混乱させた弁護士を、裁判官が留置できるという新しい法律に抗議しているところだ。
  • エジプト北部の港町アレクサンドリア。紀元前331年にアレクサンドロス大王が築いた都市だ。今は多くの人口を抱え、さまざまな都市問題に直面している。アレクサンドリアを再びエジプトの玄関口にしようと、大規模な都市再開発を呼びかける動きもある。
  • カイロ南西部の道路脇に山積みにされた石の廃材。人口が集中している都市や村では、建設中の建物と崩れゆく建物の区別さえ、なかなかつかない。
  • アレクサンドリアで、おもちゃの拳銃を片手に外を眺める少年。若い世代に明るい未来を与えてくれるリーダーを選ぼうと、エジプトの人々は大統領選挙に大きな期待を寄せている。
  • カイロ北西部にあるラクダ市場。番人が棒でたたきながら、鳴き声を上げるラクダを整列させようとする。しかしラクダは、ベンツを取り囲んだだけだった。
  • ナイル川デルタ地帯の綿花畑。丁寧に手摘みされるエジプト綿は、最高級品として世界的に知られている。しかし、肥沃な栽培地は人口増加と海面上昇の影響を受けつつある。
  • 超保守のサラフ主義政党、ヌール党の議員が、自由選挙で当選後、初登庁に感極まって目をうるませた。これまでエジプトでは、イスラム原理主義政党は選挙に参加できなかった。
  • 反政府勢力と治安部隊が国の運命をめぐって争っている間も、市民の生活はいつも通り続いている。アレクサンドリアでは、この日婚礼が行われ、お祝いに小さなロケット花火が打ち上げられた。煙の中にたたずみ、ロケットの行方を目で追う男性。

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