第41回 台湾だけじゃない! マレーシアでも発見したパイナップル菓子

 今回の探検は、本部のミカン隊員の旅の物語。

 マレーシアはペナン島(マレー語ではピナン島)に旅立ったミカン隊員。飛行機で隣り合わせたマレーシア人の女性に「ペナン島に行くの? じゃ、『豆沙餅』が絶対お薦めよ。食べてみてね」と言われたそう。ちなみにペナン島とはマレーシア北部、マレー半島中部西側の海に浮かぶリゾート地として有名な島だ。

 紙に書いてくれたペナン名物の豆沙餅(タウ・サー・ピア、「淡汶餅」や「龍珠餅」などとも呼ばれるらしい)とは、女性の説明によれば緑豆餡の入ったまんじゅうのようなお菓子だという。ちなみに、マレーシアは華僑が多く中国文化の影響が強い。ペナン島は特に華僑の多い地域で、お菓子のタイプや名前にもそれが現れているようだ。豆沙餅について教えてくれた人も中国系の女性だったそう。

 しかし、残念ながらミカン隊員、緑餡が苦手だった。ペナン島を歩いた日は日曜日で同地では多くの店が閉まっていたことから、本人曰く「不運にも」豆沙餅は入手できず。半島南西部の都市マラッカ(マレー語ではムラカ)へと移動したのだそう。

 ちなみに、豆沙餅は1856年創業というペナン島の老舗「義香」(ギー・ヒアン)が初めて売り出したものらしい。同店は、中国南東部にある福建省から職人を招き菓子店をスタートした。1900年代にはやはり福建省の胡麻油製造技術を学び、その製品でも広く知られるようになった店だという。