
耐熱スーツで火山の撮影
(コンゴ・ニイラゴンゴ山)
耐熱スーツを試着する写真家カーステン・ペーター。「これで放射熱からは身を守れます。でも、飛び散った溶岩をじかに浴びたら、おそらく命はないでしょうね」と彼は語る。
ペーターは30年間、世界中の火山を撮影してきた。「地球を造る原初の力を間近で眺めていると、催眠術にかかったように見入ってしまいます。でも、火山に魅せられていてはいけません。ニイラゴンゴ山のように予測のつかない動きをする火山では、命取りになりかねませんから」
写真=Carsten Peter