第35回  バラ香る乙女な?中東のお菓子

前ページとは別の機会にもらったナッツ入りロクム。こちらは甘さ控えめ(写真クリックで拡大)

 先日、友人たちからトルコ旅行土産として立て続けにロクムをもらった。弾力のあるゼリーで、中にナッツが入っていたものも。美味しいと思ったのは甘さがほどほどでナッツが入ったもの。口に入れるとバラの香りが広がった。花の香りがするお菓子とは、かなりエキゾチック。

 ちなみに、かつて地域に点在していたサフラン畑から町の名前がとられたという黒海沿岸近くにある世界遺産の町サフランボルには、この地域独特のサフラン入りロクムがあるらしい。食べてみたいものです。

イギリスの「ターキッシュ・ディライト」

 さて、ルイスの時代から時は移り、今、イギリスの子供たちが「ターキッシュ・ディライト」と聞いたら、まず思い浮かべるのは冒頭の写真にあるようなお菓子ではないかもしれない。と言うのも、イギリスの菓子メーカーがゼリーをチョコレートでくるんだチョコレートバーを「ターキッシュ・ディライト」として売り出し、これが今では駅の売店でも売っているような定番菓子となっているため。(チョコバーの実物は手に入らなかったけれど、こんなお菓子です。外部サイトへリンクします

 1914年にJ・S・フライというイギリスのチョコレート会社が売り出したお菓子だそうで、その5年後に英菓子メーカーのキャドバリー(現在は米クラフト・フーズ傘下)が吸収合併してからも、「フライズ・ターキッシュ・ディライト」として作り続けられているものだとか。