- MARCH 2012 -

ナチスが隠した財宝

 写真は、左から順番にイッカクの牙、サイの角、動物の体内の結石で作られた、数世紀前の杯。オーストリアの財宝だ。第二次世界大戦中はナチスが隠しもっていたが、戦後、世界各国の博物館で巡回展示された。



 当時の解説文によると、これらの財宝は「オーバーエステライヒ州の岩塩採掘坑から芸術作品を救い出した際の米国民の協力に感謝を表し、オーストリア政府が貸し出した」という。これらは現在、ウィーンの美術史博物館が所蔵しており、2012年12月に同博物館で展示される予定だ。

文=マーガレット・G・ザコウィッツ

写真=National Gallery of Art/National Geographic Stock

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