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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年3月号

世界にキリスト教を広めた使徒たち

聖書によると、イエスは弟子のなかでもとりわけ熱心な12人を使徒に選んだ。「12」という数は、イスラエル民族を形成した12の部族に対応したものとみられている。
紀元1世紀、選ばれた12人は新しい教えを人々に伝えながら何千キロも旅をして、歴史を変えていった。
この十二使徒のほかにも、マティア、マグダラのマリア、マルコ、ルカのように、初期の改宗者から使徒になった者もいる。
キリスト教徒を迫害する側でありながら、啓示を受けて改宗したサウロもその一人。後のパウロだ(一枚目)。その宣教の旅によって、キリスト教は地中海全域に広まった。

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  • パウロ
  • ペトロ<br>漁師のシモンは、イエスによって「岩」を意味するペトロの名を与えられる。初期キリスト教会に非ユダヤ人の加入を認めた最初の人物。
  • アンデレ<br>洗礼者ヨハネに誘われて、兄のペトロとともにイエスの最初の信奉者となった。アンデレはギリシャで宣教。ウクライナにも行ったとされる。
  • 大ヤコブ<br>弟のヨハネとともに漁師をしていた。エルサレムで打ち首になったとされるが、スペインで宣教し、その地で埋葬されたという言い伝えもある。
  • ヨハネ<br>兄のヤコブとともに「ゼベダイの子」と呼ばれる、イエスに最も近い弟子。第4の福音書、三つの使徒書簡、「ヨハネの黙示録」の著者とされる。
  • フィリポ<br>十二使徒のほとんどは、宣教の拠点であるイスラエル北部のガリラヤ出身で、フィリポもその一人。ヒエラポリスで殉教したと伝えられる。
  • バルトロマイ<br>「ナザレから何か良いものが出るだろうか」とイエスを疑問視したナタナエルと同一人物という説も。トルコ、インド、アルメニアを旅したという。
  • トマス<br>疑い深いトマスは、イエスの傷口に直接触れることでようやく復活を確信。熱心な宣教者として、インドにキリスト教をもたらした人物とされる。
  • マタイ<br>イエスは、徴税人ゆえにつまはじきだったレビと食事をともにしてユダヤ人社会に衝撃を与えた。レビはマタイとなり、最初の福音書を著した。
  • 小ヤコブ<br>こちらのヤコブは聖書に「アルファイの子」とあるだけで、ほとんど記述がない。使徒書簡の著者は同名の別のヤコブであるとする研究者が多い。
  • タダイ<br>ペルシャとの関わりを物語る逸話を持つ。別名ユダ。ペルシャ王の病を癒やしたあと、エデッサという町で伝道を行ったという伝承がある。
  • シモン<br>政治との関わりが深かったためか、「熱心党のシモン」と呼ばれる。後世の記録では、ペルシャで宣教を行い、この地で殉教したとされる。
  • イスカリオテのユダ<br>裏切り者として知られるユダは、イエスがいたゲッセマネの園にローマ兵を案内した見返りに銀貨を30枚もらう。後にこれを悔い、首をつった。
  • マティア<br>イエスの弟子であり、イスカリオテのユダに代わって使徒に加えられた。聖書以降の伝承では、「食人者の地」で宣教を行ったという。
  • マグダラのマリア<br>マグダラ出身のマリアは「七つの悪霊」を追い出してもらったのを機に弟子となる。磔刑のときも付き添い、復活したイエスを最初に目撃する。
  • マルコ<br>ヨハネとも呼ばれる。ペトロの指導を受け、第2の福音書を書いたとされる。パウロとアンティオキアで宣教。アレクサンドリア教会を創設した。
  • ルカ<br>アンティオキア出身の異教徒の医者だったが、パウロの宣教に加わった。第3の福音書や使徒言行録を通じて初期キリスト教の発展を記録した。

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