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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年3月号

使徒 不屈の旅路

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  • 1498年以来、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の壁を飾るレオナルド・ダ・ヴィンチ作の壁画『最後の晩餐(ばんさん)』。このなかから裏切り者が出るとキリストが予言した瞬間の、12人の使徒の心情がありありと描かれている。
  • エルサレムの聖墳墓教会。修道士が見つめる空っぽの石墓には、使徒たちの「イエスはよみがえった」というメッセージがこだまする。
  • イスラエル<br>「嘆きの壁」は、紀元70年にローマ人に破壊されたエルサレムの第二神殿のうち、唯一今も残る部分だ。ユダヤ教徒や多くのキリスト教徒がここを神聖な場所と崇める。祈りを記した紙を壁のすき間にはさんでいく巡礼者も多い。
  • ガリラヤ湖を見下ろす山上の垂訓教会の前で、ウクライナからやってきた女性がひれ伏す。ここは、イエスが重要な説教を行った場所とされている。その教えは、世間から弱者と見られている人々を救い上げるものだった。
  • イスラエル<br>毎週金曜日、カトリック教会の信者たちは、エルサレム旧市街のヴィア・ドロローサ(悲しみの道)沿いに設けられたいくつもの留(りゅう:中継点)をたどって練り歩き、キリストが十字架にかけられる直前の最後の時間に思いをはせる。近年、この道行きの参加者が増えてにぎやかになってきたため、フランシスコ会修道士のルネ・ペテル・ウォルケはスピーカーを持ち歩く。
  • エルサレムにあるアルメニア正教会の聖ヤコブ大聖堂。打ち首になった大ヤコブの首を埋葬したとされている。イエス・キリストの教えは当時としては過激な思想であり、宣教に努めた使徒たちは凄惨な運命をたどった。
  • イスラエル<br>2010年にイスラエルを訪れた旅行者は約350万人で、その多くはガリラヤ湖(上)などキリストの生涯にゆかりのある場所に足を運んでいる。福音書によると、ガリラヤ湖の岸辺は、イエスが4人の漁師――ペトロ、アンデレ、大ヤコブ、ヨハネ――に出会った場所だという。彼らはイエスの最初の弟子となり、後に十二使徒の中心的存在となった。
  • スペイン北部の「聖ヤコブの道」。中世以来、大ヤコブの墓所とされる聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラをめざす巡礼者の道となっている。2011年だけでも20万人が通った。旅の記録として途中の教会で押してくれる巡礼手帳のスタンプを集める者もいるが、ひたすら自分と向き合い、魂の変容で巡礼の手ごたえを感じる者もいる。
  • インド<br>ガラスケースの中に鎮座する小さな骨は、使徒トマスの前腕の一部といわれている。この骨が奉られているのは、インド南部ケーララ州クランガノールの聖堂。伝道の旅に出たトマスは、この町の近くで、初めてインドに足を踏み入れたと伝えられる。
  • インド<br>インドのキリスト教徒は2700万人。使徒トマスがこの地で教えを広め、殉教したと信じている。だがその信仰は、カースト制度の否定という危険もはらむ。2008年には、オリッサ州でヒンドゥー教原理主義者の襲撃によりキリスト教徒60人以上が殺害され、6万人が家を追われた。現在、礼拝は牧師の自宅でひっそり行われている(写真)。
  • インド<br>19才のアニル・クルディープの太ももについた傷跡は、2008年にヒンドゥー教原理主義者が村を襲撃した際についたものだ。彼がキリスト教の信仰を捨てることを拒否したため、8時間にわたって殴られ続けたそうだ。現在、オリッサ州にある仮設の難民キャンプに身を寄せているアニルは、学校に戻ることを望んでいるが、授業料が払えないという。
  • インドのオリッサ州で、使徒の伝統にならって病人の体に手を置き、難民となったキリスト教徒のために祈るデベンドラ・シン牧師。2008年に彼らの村が襲撃された後、約60の家族がこの廃墟に逃げ込んできた。牧師は言う。「いまや彼らに残されているのは、主だけなのです」
  • ローマの「聖なる階段(スカラ・サンタ)」をひざまずいて上る信者たち。この階段はイエスが踏みしめて登ったものであり、エルサレムのピラト総督の屋敷から移設されたと伝えられている。一人の女性が、イエスの血痕がしみついているという板を見つめていた。
  • イタリア<br>バチカン市国のサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂。参拝者たちが、使徒パウロを祭った石造りの地下墓地の前にひざまずく。この大聖堂は、4世紀に建てられた元の建物が火事で失われた後、19世紀に再建された。
  • イタリア<br>ローマのサン・ピエトロ大聖堂にある使徒ペトロの銅像は、数え切れないほどの巡礼者たちが熱心になでさすってきたため、足先がツルツルになっている。ペトロは、聖書の中では十二使徒のリーダー的存在として描かれており、カトリックにおいては初代教皇とみなされている。
  • イタリア<br>ベネチアのサン・マルコ大聖堂は、第2の福音書を著したマルコを称えるために建設された。マルコは十二使徒には入っていないが、キリスト教を広める上で重要な役割をはたしたことから、使徒に準ずる扱いを受けている。彼はエジプトで命を落としたと考えられているが、その遺骸は828年、アレクサンドリアの教会からベネチア商人によって盗み出されたといわれる。かつてはこの大理石の地下墓地に安置されていた遺骸は、その後、大聖堂の地上階にある精巧な装飾をほどこした墓に移された。
  • 中世の言い伝えでは、マグダラのマリアはフランスのサント・ボームの洞窟にこもり、死ぬまで祈りの日々を送ったという。彼女のものとされる遺骨を掲げて行進するのは、近くにあるドミニコ会修道院の修道女たち。
  • 洞窟近くの教会に祭られた、マグダラのマリアのものとされる頭蓋骨。1200年代に発見され、フランス・カトリック教会が黄金の仮面をかぶせた。キリストの忠実な信奉者であったマリアが、亡霊となって現れたかのようだ。
  • 長年の念願がかなって、マグダラのマリアの頭蓋骨を見にプロバンスを訪れた女性。イラン生まれのイスラム教徒だったが、スウェーデンに移住した後、キリスト教について学んだ。女性使徒として軽く扱われることが多いマリアとは、特別深いつながりを感じるという。「私の祖国では、女性は権力の影に隠れて見えない存在なのです」

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