米国の公園や道路脇に転がる「迷子石」。氷河が運んだ巨石を巡り、氷河時代に思いを馳せる。

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巨石のある風景

米国の公園や道路脇に転がる「迷子石」。氷河が運んだ巨石を巡り、氷河時代に思いを馳せる。

文=ハナ・ホームズ  写真=フリッツ・ホフマン

 米国ニューヨークのセントラルパークやヨセミテ国立公園に残る巨石「迷子石」。2万5000年前の氷河の拡大に伴って、遠くの山から運ばれてきたものだ。2万1000年ほど前に気候が温暖化し始めて氷が解けた結果、現在の場所に取り残された。米国では、草原に点在するほか、森の中や山の頂上にも残っている。

 公園で子供の遊び場になっている迷子石、地元の高校生に落書きされた巨石、道路の真ん中に鎮座する重さ570トンの迷子石……。全米に残った巨石と、それを愛する人々を訪ねる。

編集者から

 宮城県石巻市の釣石神社に、「落ちそうで落ちない」巨石があるそうですね。参道脇の斜面に御神体として祭られているのですが、東日本大震災でも落ちなかったため、受験生らの人気を集めているんだとか。

 日本に限らず、巨石を大事にする人々というのはどこにでもいるもの。今回の特集では、米国のあちこちに残る巨石「迷子石」にスポットを当てました。本文では、マサチューセッツ州のフィッチバーグという街で愛されている巨石の波瀾万丈(?)の半生を取り上げています。こちらもお楽しみください。(編集T.F)

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