プトゥリ・アユの型。インドネシア語で、プトゥリには娘、アユには美しいという意味がある(写真クリックで拡大)

 ケーキ地にココナッツミルクを入れるレシピもあるようだけれど、スタミさんはミルクは入れず、ココナッツファインを混ぜ入れているそう。普通は緑色で、写真にあるピンク色は「チャベ」スペシャル。

 「パンダンやココナッツを使ったインドネシアの赤いシロップを使って色付けしているんですが、インドネシアの人には、赤いプトゥリ・アユというのは不思議に見えるようですね」と大平さん。

 もっちりとしたケーキを頬張ると、ココナッツの香りがふんわり漂う。四角い型で作ったプトゥリ・アユもあるそうだけれど、花形をはじめ丸い形をしたものがポピュラーなようだ。

 調べてみると、マレーシアにも同じ名前で呼ばれる同様のケーキがあるらしい。ちなみに、第28回でクルポンのマレーシア版名称としてご紹介した「オンデ・オンデ」。なんとインドネシアでこの名前で呼ばれるお菓子は、中に緑豆の餡が入った揚げごま団子だということでした。

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