前回までは、様々な極彩色のインドネシア生菓子を見てきたけれど、実は、スーパーの袋菓子のコーナーがまたすごかった。日本のスーパーより充実しているのではと思うぐらい、バラエティーに富んだ袋菓子が並んでいたのだ。

 インドネシアならではの様々なスナック菓子を集めたコーナー、バナナチップスやタロイモチップス、ドライフルーツなど素材をシンプルに加工したお菓子が並んだコーナー、ナッツ類のコーナー、クッキーやケーキ類の棚、手作りお菓子用のインスタントミックスが並ぶ棚などと、大きなスーパーに行くと何列にも渡りお菓子のコーナーが続くのだ。
 もちろん、チョコレートやポテトチップスなど西洋系のお菓子もたっぷり並んでいる。

 印象的だったのが、そこここのスーパーで、ポテトチップスと並んで売られていたテンペのチップス。テンペというのは大豆を発酵させて作る納豆に似た食品だ。

 ゆでた大豆を四角い容器や袋などに入れて発酵させた食べ物で、日本の食料品店でもよく見かけるけれど、これは、インドネシア発祥の食べ物。バナナの葉でくるみ発酵させるのが、伝統的なインドネシアでの作り方らしい。さすが御家元だけあって、夜市でもテンペだけを売っているテンペ屋さんが何軒も出ていた。スナック菓子にもなるんだなぁ。

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