第30回 バリ突撃ホリデー(4) 「ドラえもんのお菓子」に遭遇?
一方、イスラム教徒が多いインドネシアにあって、バリはほとんどの住民がヒンドゥー教徒。そのため、イスラム教徒は食べない豚料理がある。そこで、手に入れたスナックは、豚の皮を揚げたもの。「バビグリン」という豚の丸焼き料理を出す店で買ったものだ。
材料をそれと知らせないで隊員たちに食べてもらい素材を当ててもらったら、「魚かな?」「いや、とうもろこしだよ」「イカを揚げたんじゃないの?」。みなさん、見事にハズレです。でも、意外なほどに臭みはなかったんです。
最後に、数多のスナックの中で「日本でも欲しい!」とエリ隊員が口にしたほど人気だったのが、粒状にしたタピオカ(キャッサバ芋から作るでんぷん)、いわゆるタピオカパールを揚げてほんのり塩味を付けたシンプルなお菓子。ヨーコ隊員は「ドラえもんに出てくる、『百年後のおかし』みたい!」と声を上げる。マンガでは、キラキラ宝石箱のような容器に入った真珠に似た丸いお菓子として描かれているけど、真っ白でコロコロ小さく丸い様子は確かに似ているかも。