「指先2センチをかけられるスペースがあれば、登れますよ」と、世界各地の高層建築物を素手で登り、「ザ・フレンチスパイダーマン」の異名を持つアラン・ロベールさん。21mのルーブル美術館のピラミッドから、800mを超えるドバイのブルジュ・ハリファまで。世界を股にかけ、この17年間に登った建物は130カ所以上におよぶ。しかも、その多くが命綱なしだ。冒険者に贈られる表彰を受けるため来日したのを機に、じっくりと話をうかがった。あなたはなぜ、ビルを登るのですか――。(インタビュー・文=高橋盛男/写真=田中良知、Alain Robert)
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