最後に、意外だったバリの当たりお菓子は「クエ・スス」。これは、いわゆるシュークリームなのだけど、食べてみたものはどこかインドネシア風。中はすごくさっぱりとしたカスタードクリームで、素朴で優しい味。これも、スーパーのお菓子売り場のお姉さんが勧めてくれ、購入したものでした。
 
 想像以上にバラエティーに富んでいたインドネシアのお菓子。とっても甘いお菓子ばかりかと思ったら、出会ったものはすべて柔らかな甘さのお菓子ばかりだった。もっとも、「探検」できたものは、ごくごく一部。ああ、もっとあれもこれも食べてみればよかったなぁと思いつつ、帰りの空港でお菓子作り本を購入しました。
 
 さて次回は、本部の隊員と現地で買ってきた袋菓子をチェック! その味はいかに。新しい味との出会いはあるか。乞うご期待。

クルポンと間違えたチュニルです。クルポンより透明感がある
スーパーの売り場もこんな風。カウンターの後ろにいるのは、お薦めお菓子を教えてくれた売り子さん
夜市で買ったお菓子。右下がやっぱりクエ・ラピス。派手な割にはほとんど甘味がなく、物足りなかったもの。他のお菓子は、左下から時計回りに「チェロロ」(ヤシの葉でくるんだ、米粉、ヤシ砂糖、ココナッツを使ったういろうのようなお菓子)、緑豆粉を使った「ホンクエ」と思われるお菓子(バナナスライスが載っている。硬めのゼリーのような味わい)、「クエ・マンコ」(米粉などから作った蒸ケーキ)。いずれも、甘味は薄かった
ヤシの葉をむいたチェロロ
他の夜市でもお菓子を買ってみました。左はカスタードを載せたもち菓子で甘味はほとんどなし。右はココナッツフレークをトッピングした、バナナを混ぜ込んだもちのような味わいのお菓子
スーパーで見た、バームクーヘンタイプのクエ・ラピスの陳列棚(左)。南国の果物ジャックフルーツ(和名はパラミツ)味もあった。右はある食堂で出てきたコーヒー味のクエ・ラピス。素朴な美味しさ
キャッサバ芋を使ったスイートポテトのようなお菓子「ゲツック・リンドリ」。やはり甘味は薄い
クエ・スス。食べたものはすごく小さな一口タイプ。このクエ・ススの皮は軟らかかったけど、パリッとしたものもあるよう
おまけの写真。バリのミニドーナッツ。やっぱり極彩色?

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。

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