第4回 ドッキリ企画!双子を内緒で交換したら

 遺伝子が100%同じである一卵性の双子が、たとえそれぞれの個性を発展させたとしても、やはり、一般には「非常に似ている」というのは間違いなく事実だ。前に書いたぼく自身の高校時代の経験にも通じる。「遺伝子ぜんぶ一緒」ということは、かくも大きなことであると思える。

 その反面、双子がどう見ようにも見間違えようがないほど、違う「見た目」を獲得している場合もある。安藤さんの体験では──

「女の子の一卵性の双子で、最初は男女の双子かと思うぐらい、一方がボーイッシュ、一方がお姫様みたいになっていた、というパターンに今まで2回出会いました。ジェンダーの問題って感じじゃなかったな。何かこう、自分を演出するということのバリエーションの大きさ。それを感じましたね」

 いわゆるセルフプロデュース極まれり、という例か。

 ただ、それだけでなく、もっと深い所で、心のひだに触れるような部分での個性も当然ある。