これは、シロップで甘く味を付けたおかゆ状の黒もち米(白いもち米も混ぜる場合も)に、ココナッツソースをかけたもの。そのお店のブブールにはバナナのスライスがトッピングされ、粒々としたお米の食感が残るプディングとの相性抜群。意外にも、甘さはほんのりと控えめで、ご飯の後でも1皿ペロッと食べられた。
そのお店のメニューにはなかったけれど、帰国後調べてみると、「ブブール・カチャン・ヒジョウ」(カチャン・ヒジョウは緑豆の意味)という緑豆を使ったデザートなどもインドネシアではポピュラーなおかゆスイーツらしい。今回は出会えず、残念。
ココナッツソースが異国風だけれど、甘いブブールは日本のぜんざいを思い起こさせる。日本から約5000キロも離れた島だけど、同じアジアなんだなぁ、といきなり実感しました。
ところが、その夜、もっと日本のあるお菓子にそっくりなおやつに遭遇した。