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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年1月号

パナマに眠る謎の黄金郷

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  • 中米パナマ中部にある1000年以上前の遺跡で、黄金の装飾品をまとった戦士の墓が見つかった。墓からは、南北の米大陸でも有数の貴重な遺物が多数出土した。この黄金の遺跡は、未知の古代文化の謎を解く鍵となるかもしれない。写真は人の頭をかたどったペンダント(高さ11.9センチ)。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • 首長の遺体は金の装飾品とともに埋葬されていた。タツノオトシゴ形のペンダントや耳飾り、胸当ての破片、首飾り、ブローチ。これらの遺物はすべて石のビーズを縫いつけた袋に収められていたが、布の繊維が朽ちたために、辺りに散乱していた。<br>タツノオトシゴをかたどったペンダントは高さ7.8センチ。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • エル・カーニョ遺跡の墓群の近くにそびえる、高さ約2メートルの石柱。戦いで捕虜になった者たちが、縛りつけられたのかもしれない。捕虜は生け贄(いけにえ)にされ、首長とともに墓に葬られた。首長の葬儀では、宴(うたげ)と踊りが何日も続いた。
  • 考古学者フリア・マヨ(左端の女性)の指揮のもと、発掘調査が進むエル・カーニョ遺跡。地表から4.8メートルほどの深さにあった首長の墓から、金の装飾品が出土した。写真奥では、別の墓の発掘が進められている。
  • 発掘チームのリーダー、フリア・マヨ(写真左)がメンバーと共に、身分の高い首長の遺体から胸当てを外す。地表から約4.8メートルの深さの墓に、地下水が染み込んでいる。
  • イカの文様入り胸当て(幅19.8センチ)と腕輪(幅6センチ)。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • エル・カーニョ遺跡から、唯一、完全な状態で見つかった頭骨。研究室への搬送用に布で包まれている。頭骨の持ち主は、首長とともに来世へ旅立った生け贄だ。おそらく首をへし折られたと考えられる。下あごの上には金と樹脂でできた小像が二つ置かれていた。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • 首長の遺体のかたわらにも、手をかたどった小像が埋められていた(写真、長さ2センチ)。首長の遺体は、ほかの遺体同様、洪水によりはるか昔に朽ち果てていた。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • 夜になっても、金属を専門とするキム・カレン・コブが389個の金のビーズを写生している。この出土品はかつて、身分の高い首長の脚を守り飾っていたものだ。考古学の発掘調査では、こうした方法で出土品を記録するのはよくあることだ。「出土品をじっくりと見て、細部を少しずつ再現していきます」とコブは言う。「そうしているうちに、簡単には判別できなかったパターンが明らかになるんです」
  • 2011年の発掘期間中に、3体目の首長の宝が現場の端で出土した。エメラルドのペンダント、タカの石像、ソンブレロ(つばの広い帽子)の形をした耳飾り、神秘的な金の人形が2体、金で縁取られたカエルの石像、イノシシの仲間ペッカリーの頭部をかたどった小さな鈴(写真右下の円盤の上)などが、袋に入った状態で発見された。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • タカをかたどった石のペンダントは高さ5センチ。多くの遺物と共に首長の墓で見つかった。埋葬時にはすべての遺物が編んだ袋に収められていたと考えられるが、袋はすでに朽ち果てていた。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • 遺跡で発掘された遺体は、双頭のコウモリ(写真)やタカなどの動物の姿をかたどったペンダントや、装飾品で飾られていた。<br>高さ3センチ、No. 40、米国ペンシルベニア大学博物館提供。ミシガン州トラバース・シティのデノス・ミュージアム・センターにて撮影。
  • 首長と共に埋葬された戦士が身につけていたペンダント2点。牙をかたどった長さ6センチほどの石のペンダントは、上部に金がほどこされている。2つの頭を持つ人間をかたどった高さ2センチほどの純金の像は、ホラ貝の楽器を手にしている。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • イノシシの仲間ペッカリーの頭をかたどった首長の金の鈴。長さはわずか2.5センチほど。ペッカリーの口の中で玉が転がると、小さな音が聞こえる。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。
  • エル・カーニョの広場にそびえていた石像。両手を後ろで縛られ、首がない左の石像は捕虜の末路を表す。<br>高さ1.18~1.4メートル。レイナ・トレス・デ・アラウズ人類学博物館/DNPH, INAC提供。
  • エル・カーニョ遺跡は、サトウキビ畑の向こうにそびえる山のふもとの森の中にある。かつて神聖だとされていた川岸には、まだ多くの墓が埋まっている可能性がある。
  • 遺跡で発掘された遺体は、双頭のコウモリやタカなどの動物の姿をかたどったペンダントや、装飾品で飾られていた。写真のエメラルドをあしらった金のペンダントは想像上の動物。シティオ・コンテ遺跡で出土した。<br>長さ12.4センチ(No. 27、米国ペンシルベニア大学博物館提供)。ミシガン州トラバース・シティのデノス・ミュージアム・センターにて撮影。
  • エル・カーニョ遺跡から出土した陶磁器の水差し。注ぎ口には人間の顔が描かれている。顔の特徴を際立たせる幾何学模様は、身分の高低を表す入れ墨なのかもしれない。<br>遺物はパナマの国家歴史遺産局と国立文化研究所が提供、スミソニアン熱帯研究所にて撮影。

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