エチオピア、ジブチに広がるアファール低地。三つの構造プレートが生む、この地ならではの奇観に迫る。

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塩と大地が織りなす奇観

エチオピア、ジブチに広がるアファール低地。三つの構造プレートが生む、この地ならではの奇観に迫る。

文=バージニア・モレル  写真=ジョージ・スタインメッツ

 アフリカ東部のエチオピアとジブチにまたがるアファール低地。アラビアプレート、アフリカプレート、ソマリアプレートと三つの構造プレートが集まり、通常は海底にある構造プレートの継ぎ目(海嶺)が地表に現れている希有な場所だ。
 地殻変動が続くこの地には、噴火を繰り返す活火山、煮えたぎる溶岩湖、鮮やかな色彩を放つ湖があり、海面下150メートルの湖にはかつて流れ込んだ海水が厚い塩の層を残す。灼熱の苛烈な地でありながら、独特の多様な地形、数々の不思議な奇観は、訪れる者をとらえて離さない。3000万年前から続く地殻変動は、今もアファールを揺らしている。

編集者から

 テレビでも取り上げられることの多いアファール低地。地球で一番暑い場所としても有名ですが、その奇観ゆえに映画のロケにも使われるとか。この景観を生み出したのは構造プレート同士の「綱引き」。大陸を引き裂き、紅海を造ったそのパワーは、やがてこの地の地形に大きな変化をもたらすと考えられています。どう変わるのかは……、本誌をぜひお読みください。(編集T.T)

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