第26回  フランスでも指折りの盛大なクリスマスとは

 そんな中、なんと「うちの実家ではビュッシュ・ド・ノエルがクリスマスのテーブルに並んだことはないんです」というフランス人に遭遇。フランス観光開発機構在日代表のフレデリック・メイエールさんだ。

 メイエールさんは、フランス北東部のアルザス地方出身。ドイツやスイスと国境を接し、ドイツ領であった時期もある地域で、その影響が色濃い地方だ。

 アルザスにもビュッシュ・ド・ノエルはあり、お店でもよく売られているそう。「でも、クリスマスにはごちそうが沢山並びますからね。ビュッシュ・ド・ノエルを食べるほどお腹に余裕がないんですよ」とメイエールさんは笑う。

 ちなみに日本人としては、洋風のクリスマスの食卓というとローストターキーやチキンが並ぶ様子を思い浮かべるが、グルメの国フランスでは、フォアグラやエスカルゴ、生牡蠣など、とにかくごちそうの数々が食卓に並ぶらしい。(フォアグラや生牡蠣は、先のダントンさんもクリスマスの食卓に並ぶ食材例として挙げていました。)

 「生のフォアグラを市場で買ってきて、家で焼くんですよ」

 うーん、なんてうらやましい。