イギリスの定番クリスマス菓子には「ミンスミートパイ」という小さなパイ菓子もある。ドライフルーツやナッツ、リンゴ、レモンやオレンジの皮の砂糖漬け、スパイスなどを混ぜた「ミンスミート」と呼ばれる具を入れたパイだ。(材料はレシピによって若干異なるよう。)

 かつては具材に肉を混ぜ入れたパイだったそうで、その名残で肉が入らなくなった今でも、牛脂や植物性の脂を入れる。最近は入れないものもあるというが、入れた方がコクが出るらしい。

 ちなみに、牛脂は伝統的なレシピによるクリスマスプディング(これについては、前編を見てね!)にも入る材料。要するに、この2つのお菓子の材料は重なる部分が多いのだ。

 国際結婚をしてイギリスにもう15年住んでいるという、料理好きの日本人女性ミカさんに話を聞くと、「クリスマスの時期は、ご近所の人と一緒にミンスミートを作りますよ」という。

 このミンスミート作りも、前回ご紹介したスティアアップ・サンデーに行われる。

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