第25回  イギリス・クリスマス菓子の本当の味わい方とは? 後編

瓶入りミンスミートの中身のクローズアップ。白っぽいのは牛脂の代わりの植物油脂。「これ、お肉と混ぜたら美味しそう」という声も。本来そうやって食べてたんだもの。きっと相性ばっちり

 ところで、ミカさんの旦那様は幼少時に南アフリカに住んでいたそう。そういえば、南アフリカは19世紀初頭からイギリスの植民地となり、英国自治領を経て1960年代初めまで英連邦に属していた、イギリスからの移民が多かった国。その影響はクリスマスの過ごし方にもあるのだろうか。

 そこで、東京の南アフリカ観光局に、現地の様子を聞いてみました。

 南アフリカに住む白人は人口の約10%で約80%は黒人。それでも、80%ほどの国民はキリスト教徒だそうで、25日は祝日。イギリス系の人だけではないけれど、白人の人々がクリスマスに食べるケーキは白いアイシングでコーティングしたフルーツケーキ。局長さんは白人の方でしたが、クリスマスプディングを食べる人は聞いたことがないそう。

 「ちなみに、黒人の人には特別なクリスマス菓子はないようですが、バーベキューをよくしますね」と観光局の人が教えてくれる。

 南アフリカの12月は、日本とは逆で真夏。最高気温で20数℃と日本の夏ほど暑くないみたいだけど、豪快なバーベキューの方が、確かに季節にピッタリくるかもしれないですね!

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。