そういえば、クリスマスプディングは、ブランデーバターやラムバター、カスタードクリームやホイップクリームと一緒に食べるとどこかで読んだけど、どれが一番正式?と聞くと、「それは、家によって違うよね。僕は、ホイップクリームと一緒に食べるのが好きだな」
 ちなみに、イギリスのホイップクリームは脂肪分が多いので、かなり濃厚。なるほど。あのみっちり生地のプディングに合いそう。

 でも、最近では、手間のかかるプディングを家で作る人は、どんどん減っているそう。

 「それに、クリスマスプディングはすごくカロリーが高いから、健康に気を使う現代人、特にロンドンに住む人なんかは、あまり食べなくなってるよね。売ってるプディングだって、どんどんサイズが小さいものが出てきている」

 そういえば、探検隊が買ったプディングも、片手の掌に載るぐらいのミニミニサイズだった。あんなサイズのものは、昔だったら考えられなかったに違いない。

次回は、日本でも人気が出てきているもう一つのイギリス定番クリスマス菓子をご紹介。お楽しみに。

電子レンジで加熱したばかりの熱々クリスマスプディング。表面がテラテラしています。左が盛り付けたところ。このプディングは背が低いけれど、本来はもっと背が高いドーム型。上部は平たかったり丸みを帯びていたりする。右はプディングをひっくり返してみたもの。すごくみっちりドライフルーツが入っているのがわかるでしょ? ちなみに手作りレシピで、同じように「伝統的レシピ」とうたっていても、ものによって材料や蒸し上げる時間、再度蒸し上げる際に必要な時間は微妙に異なる。1年熟成させた方が美味しいなんて話も

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。

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