眼鏡のサンタがメリークリスマス

2011.11.29
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- DECEMBER 2011 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

眼鏡のサンタがメリークリスマス

 真っ赤な服に白いひげ。どことなく手づくり感が漂う扮装(ふんそう)のサンタクロースが、街頭や寺社の境内を練り歩く。写真の説明には「ここ東京では、クリスマスといっても宗教的な意味はほとんどない」とある。もともとはキリスト教の祝い事として伝わったクリスマスだが、日本では明治以降の商業の発展とともに広まり、現在に至る。

 写真のようにプラカードを掲げ、あるいは体の前後に看板を下げて宣伝や客引きをするサンドイッチマンは、1950年代には繁華街でよく見られた。グループ間の対立や先輩のいじめ、警察の取り締まりもあり、楽な稼業ではなかったという。それでも泣くな、笑っていこうと鶴田浩二が歌った「街のサンドイッチマン」は、1953年のヒット曲だ。

写真: JOHN LAUNOIS

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