第5回 オオサンショウウオの未来を守れ

 様々な謎や懸念がありつつも、最後にオオサンショウウオの魅力について。

「清流のある山奥に棲んでいて、非常に長寿で……」と人に説明したところ、「指輪物語のエルフ?」と言われたことがある。

 これはちょっと特殊な反応だが、ぼくが自分で撮ったオオサンショウウオの写真を見せると、身の回りの反応はすこぶるよい。

 3000万年前の化石でもほとんど変わっていない太古からのサバイバーとして格好良い! と言う人もいれば、女性の中には、かわいい! とのたまう人もいる。

 ぼく自身の感覚としても、格好良いも、かわいい! も理解できる。

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 特にかわいい! については、小さな目はとぼけていて味があるし(マクロレンズで撮っても、ライトを当てた時点で虹彩がきゅっと閉まってしまうので、雰囲気が失せてしまうのが残念!)、前脚4本、後脚5本の指の裏は、肉球のごときものがあり、これが人間の赤ちゃんかと思うほど、プニプニとしていて、まさにかわいい!

人間の赤ちゃんみたいにプニプニの指。(写真クリックで拡大)