第5回 オオサンショウウオの未来を守れ

 もうひとつは雑種の問題。

 オオサンショウウオと同じ系統のサンショウウオが、中国にもいて日本ではチュウゴクオオサンショウウオと呼ばれている。

 特徴としては、日本のものよりも大きく、気性が荒く、運動能力も高く、たくましい(たぶん)。

 京都の賀茂川などで、人為的に持ち込まれたものが定着し、日本固有のオオサンショウウオとの雑種(ハイブリッド)を生みだしているという。

 ぼくがそのことを知ったのは、ここハンザキ研のプールに、京都で捕獲された雑種がなんと百数十頭も、収容されていたからだ。

 栃本さんはこんなふうに説明してくれた。

保護プール。(写真クリックで拡大)