第21回  この季節に付き物のポップコーンとは?

 西田さんの濃密な中米リポートが終わったとたん、東京にはようやく秋らしい日々が到来。プロ野球の日本シリーズも大詰めを迎えています。(執筆中はまだ熱戦のまっ只中!)

 日本のプロ野球観戦というとビールを飲みながら、というのが大定番だけど、アメリカの野球観戦にはビールだけじゃなく、あるお菓子が付き物。「クラッカー・ジャック」だ。球場では、ビール売りならぬ、「クラッカー・ジャック」売りが客席までやってくる。

 「クラッカー・ジャック」というのは、キャラメルをかけたポップコーンに皮付きピーナッツを混ぜたお菓子。アメリカの野球ファンに親しまれている「Take Me Out To The Ball Game(私を球場に連れて行って)」という歌があるけれど、この歌には、「Buy me some peanuts and Cracker Jack(クラッカー・ジャックとピーナッツを買ってね)」というフレーズがある。歌が作られたのは1908年。そう、「クラッカー・ジャック」はそれより前、19世紀に登場したお菓子というわけ。