そのトピックというのは、例えば「若手研究者キャリアパス問題」などと呼ばれるモノでしょうか。要は、どう人生を生きてゆくか、どのように職業を選択してゆくか、ということの「研究に携わるワカモノ編」と言うことができます。

ワタクシのような、バブル末期やそれ以前バブル絶頂期の「研究に携わるワカモノ」を例にすると、大学や大学院の仲間達の間で、おそらく一番マトモな思考を持ち、そこそこなんでもできるメハシの利くマジョリティは、一般企業への就職希望派でした。だって世の中バブルなんだもん。

一芸に秀でているけどメハシの利かない専門バカ系、コミュニケーション能力欠如マニア系や情熱人生ギャンブラー系の変わり者が研究職希望かドロップアウト組で少数派。そして、いちばん面白みに欠ける安定志向メガネ君達(あくまで例え)がコッカコームインやチホーコームインを目指すという傾向があったような気がします(あくまで当社比)。

つまり、「将来研究の世界で食っていくぜ」なんてことを言うヤツは、ハナっから一般社会の最大公約数的シアワセとは無縁の「イバラの道」を歩む覚悟をしていたり、「研究以外、特に何も考えていましぇーん」的なある意味最強のツワモノが多かった様な気がします。

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