第3話  JAMSTECへの道 後編

その1  「覚悟」こそ「青春を賭けること」

さてさて、自分でも少し忘れてしまった第2話「JAMSTECへの道 前編」では、ワタクシが、博士課程の最初の1年間をアメリカで過ごし、まるで「愛と青春の旅立ち」のラストシーンのリチャード・ギアになったような気持ちで、よく分からない高揚感と情熱をたぎらせて日本に戻ってきたところで終わっていました。

その続編の今話では、たぎった情熱の行き先が、その後様々な紆余曲折を経て、「箱根の関所」を越えてついにはJAMSTECへの道場破りに向かう。そんな紆余曲折もろもろなどを紹介したいと思います。

実はワタクシ自身、この連載をどのような方が読んでくれているのかよく分かっていないのですが、連載前の打ち合わせでは「中学生から大学院生」ぐらいの年齢層のワカモノをターゲットにしよう、という目算でした。実際その狙いが当たっているか、外れているか、は定かではありませんが、少なからずワカモノが目を通してくれているといいなあと願ってます。特に、今話は、理系大学生や大学院生に読んでみてほしいなあと。

というのも、一般の人にはあまり知られていないかもしれませんが、少し前から日本の科学社会でややモンダイシされているらしいトピックがあり、ワタクシの若気の体験や精神構造なぞが少しばかりでも参考(悪見本)になればと思ったりするからです。